Guilty Crown: Japan, 2039. Ten years after the outbreak of the "Apocalypse Virus," an event solemnly regarded as "Lost Christmas," the once proud nation has fallen under the rule of the GHQ, an independent military force dedicated to restoring order. Funeral Parlor, a guerilla group led by the infamous Gai Tsutsugami, act as freedom fighters, offering the only resistance to GHQ's cruel despotism. Inori Yuzuriha, a key member of Funeral Parlor, runs into the weak and unsociable Shuu Ouma during a crucial operation, which results in him obtaining the "Power of Kings"—an ability which allows the wielder to draw out the manifestations of an individual's personality, or "voids." Now an unwilling participant in the struggle against GHQ, Shuu must learn to control his newfound power if he is to help take back Japan once and for all. 2029年、突如発生した“アポカリプスウィルス"の蔓延によって、大混乱に陥った日本。 無政府状態となったこの国は、超国家間で組織された“GHQ"の武力介入を受け、その統治下に置かれることとなる。 のちに「ロスト・クリスマス」と呼ばれるこの事件をきっかけに、日本は独立国家としての体を失い、形だけの自治権を与えられ、人々はかりそめの平和を享受していた。 そして時は流れ、10年後の2039年。 鬱屈した気持ちを抱えながら、どこか世間に冷めた視線を送る少年の名は、桜満 集(おうま しゅう)。 天王洲第一高校に通う高校2年生の彼は、クラスメイトたちとも一定の距離を保ち、ただ漫然と、平穏な日々を送っていた。 しかし集の平穏な日常はある日、突然、打ち破られる。 放課後、お気に入りの場所で出会った、ひとりの少女。 彼女の名は楪 いのり(ゆずりは いのり)といった。 集が憧れ、ウェブ上で絶大な影響力を誇る人気の歌姫。 そして彼女には、もうひとつの裏の顔があった。 “GHQ"からの「日本の解放」を謳い、命を賭けて孤独な戦いを続けるレジスタンス組織“葬儀社"。 いのりは、17歳の若き首領 恙神涯(つつがみ がい)に率いられたこの組織のメンバーでもあったのだ。 いのりや涯たちに導かれ、“葬儀社"の活動に関わり始める集。 そして、彼の右手に現れる“王の刻印"。 その“印"により集は、人の身体から「ヴォイド」と呼ばれる物質を自在に引き出し、それを武器に闘う力を得る。 しかしそれはまた、彼が背負った“罪の王冠"の物語の始まりでもあった……。
